2026.01.29
DX時代における当社の取り組み
・DX基本ビジョン
金鶴食品製菓株式会社では、日本の労働人材の高齢化、DXに取り組む人材育成の課題が存在しております。また、日々進化するデジタル技術を活用したビジネスモデルや組織の変革、BIツールを用いた生産性分析の実行や顧客売上動向の解析など、市場での競争環境で勝ち残っていくためにそれらが必要であると認識しています。
経営戦略の一環として、変化の激しいビジネス環境下で多様化するお客様ニーズや社会課題に柔軟かつ機動的に対応するために、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を強化し、ビジネスプロセスの最適化へ取り組んでまいります。
①製造工程におけるIoT化を進め、サプライチェーン全体の可視化、リアルタイムで情報を共有し労働力の最適化を図る。
②ゼロトラストネットワークによるセキュリティを実現し、異常なアクティビティを早期に検知し対応する。
③デジタライゼーション及びAIとBIツールを推進し、無駄な業務を削減、迅速に変化する市場に適応し新しい機会を見つけ出す。
・DX推進プロジェクト
DX推進ビジョンを実現するために下記のフェーズに分けて取り組んでまいります。
金鶴食品製菓株式会社では、ICTによる社内設備の変革、既存ビジネス変革・環境の整備、組織変革を3つの戦略的な柱とし、以下のDX推進プロジェクトへ取り組んでまいります。
①ICTによる社内設備の変革
社内ファイアーウォールを導入することで通信トラフィックを監視、異常なアクティビティや攻撃の痕跡を検知し、セキュリティインシデントへの対応を迅速にする。
NASとデータクラウドストレージを導入することでNASに保存された最新情報にいつでもどこからでもアクセスでき、効率的なデータ運用が可能になりデータの冗長性と可用性が向上。
②既存ビジネス変革・環境の整備
生産・品質管理システムの改修により離れた場所にいながら、PC画面から生産ラインや機器の稼働状況の把握。さらに、生産・検査データを自動収集させ一元管理する。
IoTシステムと映像記録を統合することによりクレームの迅速な検証が可能、また、映像情報を活用して現場作業の見直しを行うことで、より確実な生産効率アップが期待できる。
③既存CRMシステムとBIツールの連携
連携により経営分析・財務分析・営業分析・製造分析・生産分析・売上分析を行い成果を上げる。
・DX推進体制図
代表直轄のDX推進チームを発足し、隔月開催による情報セキュリティ会議にて、デジタル人材育成・IT導入促進・ITツールの活用サポートによる、DXに求められるマインドセット、企業文化の構築を推進することと致しました。

・DX推進シナリオについて
①NotebookLNの導入
Google ドライブ、Googleスプレッドシートなど散財したマニュアルをNotebookLNに読み込ませることで、散らばった断片的な資料を1箇所に集約し作業の効率を向上。
Googleドライブの権限設定と連動しているので社外秘や部署限定の情報を管理できる。
②kintoneの活用
ノーコード/ローコードでアプリ開発が出来るkintoneを導入。技術導入のための専任部門を設け、外部連携で高度技術も積極的に導入していく。
既に生産日報として活用しているため作業データを収集、一元管理をしている。
③BtoB専用ECサイトの運用
FAX、または電話で受け付けた受注を手作業で処理していたものをBtoB専用ECサイトに一部のお客様は移行した。基幹システムと連動させ受注情報は自動で取り込まれ、注文プロセスが迅速化され書類のやりとりが不要となった。今後も専用ECサイトへの案内を進めていく。
④BIツールの活用
リアルタイムまたは定期的なデータ更新ができ、迅速な意思決定を可能に。経営者や担当者は最新の情報を得て、迅速かつ的確な戦略や対策を講じることができた。
データのクエリや分析を簡略化し、専門知識がない人でも容易にデータを操作できるようにしたため、従業員全員がデータ駆動型の意思決定に貢献できる形になった。
・DX戦略達成を図る指標
戦略の「DX推進プロジェクト」に示している、「既存ビジネス変革・環境の整備」、「既存CRMシステムとBIツールの連携」の取組(生産効率の向上、クレームの迅速な検証によるサービスや製品の改善、システムとツールの連携による各種分析)に対する達成度を測る指標として、以下を定めました。
①達成状況の指標
<既存ビジネスモデルの深化>
既存事業の売上金額を指標とする。
前年比前年比110%。
